概要

外貨記載の領収書や請求書をアップロードすると、OCR技術により金額と通貨を自動的に読み取ります。これにより、手動入力の手間を大幅に削減し、入力ミスを防ぐことができます。


目次


お試し機能版の注意点

2024年10月7日現在、お試し版の経費精算の外貨対応には、以下の機能制限があります。

  1. 利用できる換算レートは、バクラクが外部の為替レート取得サービス「Currencylayer」から取得したレートのみとなります。
  2. 両替時などを想定した、申請者によるレートの手動追加は実装されていません。
  3. 換算レートマスタのレートの適用は対応していません。

2・3についても順次開発を予定しておりますが、お客様の運用に応じてご利用タイミングをご判断くださいますと幸いです。


管理者による利用準備


お試し機能を有効化

[設定一覧]→[その他設定]の、[先行お試し機能]にて[経費精算での外貨機能の利用]を有効にしてください。


有効化すると、すべての経費精算申請フォームで外貨での申請が可能になります。


経費精算申請の方法


OCRによる自動読み取り

  • 外貨記載の領収書や請求書をアップロードすると、OCR技術により金額と通貨を自動的に読み取ります。これにより、手動入力の手間を大幅に削減し、入力ミスを防ぐことができます。

  • 1つの申請内で複数の通貨を使用した経費を含めることができます。例えば、日本円で購入した航空券と、現地通貨で支払った接待費用を同一の申請にまとめることが可能です。これにより、出張などの複合的な経費をより効率的に処理できます。

  • 金額や通貨を申請者で修正することができます。

為替レートの適用

各通貨に対して、その取引日に基づいた為替レートが自動的に適用されます。
レートは、バクラクが外部の為替レート取得サービス「Currencylayer」から取得したレートとなります。


対応通貨

支払申請と同様の通貨種別に対応しています。

詳しくは、外貨機能の対応通貨をご覧ください。


購買申請の消化率管理、承認経路分岐

外貨で入力された経費は、バクラク内部では日本円に換算されて処理されます。
購買申請の消化や承認経路の分岐などは、換算された円貨で行われます。


外貨のレートが取得できない場合の対応方法

経費精算で外貨のレートを取得出来ない場合、以下の理由・対応方法が考えられます。


レート取得元原因
対応方法
Currencylayer
(為替レートAPIサービス)

Currencylayerにレートが存在しないため、
レート取得できない

※未来の日付や、
一定期間以前の日付が選択された場合

外貨のレート換算・申請はできません。
日本円で申請してください。
Currencylayer
(為替レートAPIサービス)
Currencylayerで障害・不具合が起きており、レート取得ができないしばらく時間をおいてから申請をいただくか、お急ぎの場合は日本円での申請をお願いします。


仕訳処理

仕訳処理の詳細は、2024/10/8 バクラク請求書受取アップデート(勘定奉行クラウドの経費精算API連携機能、マネーフォワードクラウドの請求書経費精算API連携機能、外貨通貨レートの表示など) をご覧ください。